婚活サービスを利用する際に考えてしまうこと。
それはサクラの存在ではないでしょうか？
「いい人」と出会ってあたたかいみらいを築きたい方にとって、サクラに出会ってしまうことは非常に不幸となります。
本コラムでは、サクラを避けるためのポイントをご紹介します。
サクラとは
サクラとは、サービス運営会社などに雇われてサービス登録している人のことです。
サクラには結婚する気持ちがなく、交際期間を引き延ばそうとすることに特徴があります。
またサクラの本来の意味としては、江戸時代に歌舞伎を無料で見させてもらう代わりに、芝居の見せ場で役者に掛声を掛けたりしてその場を盛り上げること、またはそれを行う者のことを『サクラ』と言ったそうです。
いわゆる「盛り上げ役」と言えるかもしれません。
なぜ婚活サービスにサクラがいるのか
サクラの存在理由は、主に企業側の勝手な都合や、不誠実な思惑によるものです。
婚活パーティー・お見合いパーティーの場合
たとえば婚活パーティーで、男性は定員満了なのに、女性は空席が多かったりします。
その際に数合わせのために、サクラを雇うことがあります。
もしくは両者満席だったのに、急なキャンセルが続いて、数のバランスが合わなくなったときも起こりえます。
本来の状況では男女の数が合わなく、利用者の期待値に応えられくなります。
その結果、不都合な口コミがSNSなどに投稿されると、その事業者は今後の運営がしづらくなります。
それを避けるためにサクラという方法を採ります。
マッチングアプリの場合
マッチングアプリの場合、主な収益は「月額利用料」になります。
利用期間が長くなるほど、1人の方からの売上も大きくなります。
そのためサクラを雇って、マッチング相手に長く利用してもらおうとする悪質なアプリ業者もあります。
たとえば好意を見せることで、「このままやり取りを続ければ会えるかも、そして恋人になれるかも」など相手に期待を抱かせます。
すると利用者の登録期間が伸びるので、企業の売上が多くなります。
またサクラとは異なりますが、マッチングアプリの場合、男性は有料で女性は無料のサービスもあります。
サービスの会員数を増やすために片方を無料にして、もう片方の会員登録を促す手口です。
無料で参加する人は結婚への意欲が高くないことも往々にあるため、結果として有用な出会いに至りにくくなります。
サクラを見分けるポイント
まずサクラがいそうなサービスを避けることが大切です。
婚活パーティーやマッチングアプリの場合
婚活パーティーの場合、開催日よりもだいぶ前に定員が近づいていると、比較的安心です。
マッチングアプリの場合は、メッセージの送受信に課金が必要なものは避けることが無難です。
また下記のような会員には注意しましょう。
- プロフィールが薄い（自己紹介文が短い）
- 逆にプロフィール内容が豪華な上、写真も美人やイケメン
- メッセージが定型文
サクラは複数の方とやりとりをするため、1人あたりに避けられる時間も短くなります。
そのためメッセージも定型文になりがちです。
また会おうとしても、日程調整に時間がかかったり、だいぶ先に設定して登録期間を長くしようとします。
結婚相談所の場合
結婚相談所の場合は、その相談所が結婚相談所連盟に加入しているかがポイントです。
結婚相談所連盟に加盟していない場合、結婚相談所の会員数は一桁～2桁がほとんどです。
自社会員に出会いを提供し、少しでも長く利用してもらおうと、サクラを雇うことがあります。
その一方で、結婚相談所連盟に加盟している相談所ならば、サクラはほとんどいないと思われます。
なぜならサクラを雇わなくても、出会いの数は豊富だからです。
結婚相談所連盟に加盟することで、その連盟に所属している他の相談所の会員様と出会うことができます。
みらい絵の場合、東証一部上場企業が運営する日本結婚相談所連盟に加盟しているので、当相談所にご入会いただくと7万人以上の方から「いい人」を探すことができます。
どこかしらの連盟に所属する結婚相談所の場合、自社でサクラを雇う必要性が低くなります。
また月会費よりも成婚料のほうが売上への影響が大きいことも特徴です。
そのため、いたずらに利用期間を伸ばそうとするよりも、会員様の成婚に向けて真摯にサポートしたほうが収益は大きくなります。
その意味では、成婚料が安い結婚相談所は、「成婚」という結果へのコミットが弱いので、サクラで月会費を増やそうという動機を持ちやすいかもしれません。
なので結婚相談所で活動する場合は、
・結婚相談所連盟に加盟しているところ
・成婚料をしっかり請求しているところ
の2つを満たしている結婚相談所はサクラに遭遇しにくいと思われます。
併せて読みたいコラムのご紹介
今回はサクラをピックアップしてご紹介しました。
結婚詐欺やヤリモク、犯罪被害については下記も併せてご参照ください。
