ずっと1人はイヤ。
大切な人と「美味しいね」と笑い合える未来がいい。
そのような思いから婚活を始める人もいるのではないでしょうか?
ただ婚活サービスを比較して「結婚相談所にしよう!」と思っても、なかなか一歩踏み出せない人も。
そのような方のなかには、「結婚相談所に入るのは恥ずかしい」と感じて入会できない人もいるのではないでしょうか?
結婚相談所に入るのが恥ずかしいときの選択肢
「恥ずかしい」という感情は、とても厄介です。
人に「そんなことないよ」と言われたからと、払拭できる感情ではありません。
私は吃音(どもり)があるので、スムーズに言葉が出てこないことがあります。
レジのお会計時に店員さんにお礼を言おうとしたら、「あ、あり、、がとうございます」になって恥ずかしい思いをすることもあります。
その話を友人らにすると「店員は気にしてないよ」や「お礼を言おうとした結果で、恥ずかしいことじゃないよ」など、優しい言葉をかけてくれます。
私も頭では分かっていても、なかなか拭い捨てられない。
「恥」とは厄介な感情です。
なので、ここで「結婚相談所を利用することが恥ずかしくない理由」を挙げ連ねても、その感情を払拭いただくことは難しいように思います。
そのため、「ご本人がその感情を持ちつつどうするか」が大事になってくるのではないでしょうか?
主な方向性として3つの選択肢があります。
- 恥ずかしい気持ちのまま結婚相談所に入会する
- 恥ずかしいので利用しない
- 恥ずかしい気持ちと向かい合う
恥ずかしい気持ちのまま結婚相談所に入会する
恥ずかしいからといって、行動をやめなければならないわけではありません。
また行動するうちに、その感情を払拭することもできます。
たとえば演劇部だった人から、「人前で演技することが最初は恥ずかしかったけど、段々楽しくなっていった」という話を聞いたことはありませんか?
婚活でも同様です。
お見合いで色々な方と会ったり、デートを楽しむうちに、結婚相談所での活動が面白くなっていくこともあります。
恥ずかしいけれど一歩踏み出すと、世界が広がっていきます。
恥ずかしいので婚活しない
「恥」という感情による行動抑制は、防衛反応の一種。あなたを守るためのものでもあります。
それに従って、結婚相談所を利用しないことだって選択肢の1つです。
みらいをあたたかくする方法は、結婚だけではありません。
別の道で、幸せなみらいをつくっていくこともできます。
恥ずかしい気持ちと向かい合う
最後に、「恥ずかしいと思うのは何故なのか」を自身と対話していく方法です。
自身と話し合う際は、頭の中ではなく、紙などに書き出すことが大切です。
「見える化」しないと、いつまでも脳内でイタチごっこしてしまいます。
対話の際のポイントとして、「世間の価値観」を「自分の価値観」と混合してしまわないことです。
たとえば、「自然な出会いのなかで恋人をつくって結婚するのがよい。だから結婚相談所で婚活するのは恥ずかしいこと」と思う自分がいるとします。
このときの「自然な出会いのなかで恋人をつくって結婚するのがよい」という考えは、本当に自身の価値観なのか。
それとも世間一般の考えを、自分の考えだと誤認していないか。
これらを混合しないで、問いかけていくことが大切です。
また論点をズラす方法もあります。
たとえば「マッチングアプリで恋人ができたとき、友だちにそのことを言えそうか」などです。
マッチングアプリなら言えるのに、結婚相談所だと言えないとしたら、それは何故なのか。
それを通して、「結婚相談所」への固定観念を浮き彫りにし、「本当にそうなの?」と問いかけます。
こうして「恥ずかしい」という気持ちと向き合いながら、その理由を突き止めていきます。
その理由が妥当なものではないなら、行動への一歩を踏み出しやすくなります。
そして、再び「恥ずかしい」と瞬間的に思った際に、「いやいや、そうじゃない」と自分で自分を納得させやすくなります。
終わりに
今回は、「恥ずかしい」という気持ちをピックアップしてみました。
欧米は「罪の文化」、日本は「恥の文化」と言われるほど、「恥ずかしい」という気持ちは日本人にとって根深くなりがちです。
ただ「恥ずかしさ」を抱えながら行動することで、開ける道も出てきます。
あなたが踏み出した一歩を否定しない結婚相談所と、あなたが出会えることを祈っています。